HENTAI & English learning room
 
エロゲと英語のブログ
 



2007年4月を表示

リアル関連

就職か進学か、それが問題だ。

いよいよ切羽詰ってきたわけだが、私は進学の方向でいくことに決めた。
さてそうなると次は大学編入の話になるわけだが、言うまでも無く、私の語学力の無さは異常であるから、試験科目に英語があるとわかってしまえばもうある意味こちらのものである。別に外人との会話にコンプレックスも感じず、いくらでも会話に参加できるし、内容もある程度理解できるというのにテストとなった途端これである。私は英語の試験で50点以上取れる気がしない

先日、東北大の編入試験に関する資料を見せてもらったのだが、英語に関しては一、二問しか手がつけられなかった。今からでも間に合うのであれば勉強して東北大でも受けてやるぐらいの勢いで頑張るのだが、教員勢もこれに対しては皆閉口するから困る。

一般的には話して通じれば十分とされる英語であるが、理工系の学生からすると外人との対話よりもまず英論文が読めなければならない。日本の英語学の発展はこれとともにあったことは、富国強兵の道を歩んできた明治時代の日本の歴史からも歴然としており、逆に言うとそうやってきたからこそ今の日本があると言うこともできる。今だからこそ言えるが、どっかの駅前留学がどれだけ無駄かということは、これからも日本の英語教育がこのままである限り当然のことである。もちろん、今までの英語教育は間違っていない。むしろ改悪せずに、今以上に文法に関して詳しく学ぶべきだ。

日本人に英語は話せない。なぜわざわざ幼少時代から英語教室に通わせるのか。それが許されるのは一部のエリート階級だけで、我々一般市民が英語を話せるようになったところで、外人と会話する機会がそれほど多いだろうか? 皆様も考えていただきたい、日本にいる限り、数えるだけしか英語で会話しないということを。
何十年も前から、将来外国との交流が増えると、英会話の能力が必要と言われてきた。しかし実際、あなたがたは外人と会話したことがあるか。ほとんどの人がこれにはNOと答えるのではないか。偉い人にはそれがわからないようで、彼らは外人と交流を持つことがあっても、下にいけばいくほどそんな経験をすることはないのだ。大体、そんな場面に遭遇しても大抵の日本人は下を向いて逃げるではないか。これは英会話以前の問題で、日本人の持つ気質が原因である気がしてならない。語学力に関しては、今の教育制度で十分なレベルに達しているとしか思えない。この私の英語ですら通じているのだから、それは間違いない。
外人に対するコンプレックスを払拭するならば、それは正しい日本語教育しかない。フランスに行けば、フランス人は意地でもフランス語で会話しないと全く相手にしてくれないという。それと同じように、自分の国の言葉にプライドを持つことがまずは必用であると私は思う。外人相手でも日本語で話せばいいのだ。ここは日本なのだから。後はボディーランゲージで十分通じる。

現在の日本には、和製英語と呼ばれる日本発祥の英語がある。私が思うにこれがよくない。これを分かるには、正しい日本語正しい英単語の使われ方を知る必要がある。そのためには国語を学ぶ必用があるし、英語もとにかく文章を読むこと(正しい単語の使われ方を知ること)をしなければならない。

私はそれを怠った。そのツケを今こうして払わされている。



4月12日(木)22:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

リアル関連

最近の忙しさは異常。


4月10日(火)22:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

sense off 埴島珠季シナリオ

究極の終焉を描いた崇高なるシナリオ。

あまりにも哲学的すぎるため、このシナリオを語る場合は女性心理と異性間の交わりについて考えるところから始めなければならない。ひいては、このシナリオで描かれる女性の心理描写(埴島珠季)について、君が望む永遠に代表されるような所謂「三角関係ゲー」において、何故そのような場面が発生するかを考えることができる。
このあたりの解釈について、この作品のシナリオライターは埴島珠季シナリオでその考えと答えを提示している。ヒロインに普通の人間とはかけ離れた「それ」を与えることで、本来の人間(女性と男性の性差)がどういったものなのかを非常に抽象的に描いている。

このヒロインは後に「ツンデレ」と言われるような性格付けが行われているが、それについても「ツンデレ」という現象が発生し得る理由について、独自の理論が展開されており、結果的にシナリオの序盤と後半で全く意味の違うツンデレが描かれている。

これが真のツンデレである。

昨今のエロゲに飽きたプレイヤーや、新参のプレイヤーは是非この作品のこのヒロインに触れるべきである。おそらく己の中にある「キャラ萌え」の定義が見事に瓦解するはずである。
そしてあのシナリオ終盤の流れである。シナリオを中心に据えるエロゲが到達し得る「愛」に対する最高の答えは、既にこの作品で提示されたと言って差し支えない。

これこそがエロゲの秘めたる可能性である。ギャルゲーやそこらのRPGでは決して辿り着けない境地がこの作品にはある。これがあるからエロゲはやめられないのであって、ここに向けられるシナリオライターの考え方の違いが、新たな名作を生むのではないだろうか。



4月9日(月)22:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

たばこ ~大人の嗜好品~

この記事は、喫煙者に対し嫌悪感を抱く方にとって不快感を抱きやすい内容となっています。喫煙という行為にある程度の理解と一般常識をお持ちの方のみ続きをお読みください。



今年2月中旬頃から、JTでは300万人にD-specの宣伝と称して新発売のたばこを試供していた。いくつかの銘柄の中から1つを選び、それをなんとタダで試供してくれるというのだからこれに応募しない手はない。
私が今回手にしたのはさくらという銘柄である。これまでコアなファンから絶大なる支持を受けてきたという銘柄に入れ替わるようにして登場した銘柄であるが、地域限定販売だっただけに入手困難な状況が続いたので、このような形で入手できたことは非常に嬉しかった。

さて、問題はその味わいである。
煙草の味がわかる人に説明するならば、Peaceの独特な甘みが抜けたところに甘味料的な香りを足した味と言えばなんとなく想像できるかもしれない。また「香り」と言うように、味自体は強く甘みを加えたものではない。そのぶん渋みを抑えており、マイルドな味わいに整っているのだが、外国産の銘柄のような大味な煙草ではなく、その慎ましやかなイメージと味を「さくら」という銘柄名に充てたことはむしろ好印象である。
この銘柄の完成度は高い。しかし味の良し悪しについては個人基準であるので、美味しいと思う人もいれば不味いと思う人もいるだろう。そこは各個人で確かめていただきたい。

酷評されるD-spec銘柄の中でも、この作品は非常に良い方である。D-specに指定された銘柄はどれも味を落とすのだが、有名銘柄とは個別の名を与えられたこの作品はこの点でも幸運であったと言える。
比較的近いと思われる銘柄を挙げるならばPeaceだろうか。しかしどちらもさくらのようなマイルドさは兼ね揃えておらず、それぞれ別の銘柄としての魅力を持っている。

ただ一つ、銘柄のネックを挙げるとするならばそれはやはり値段である。果たしてこの味と香りに350円出せるかどうかと聞かれたら答えはNOである。この銘柄にそこまで人を引きつける「力」は無い。しかしそれこそがこの銘柄の魅力ともなっていることは特筆すべき点であろう。


ソムリエ風に言うとこうなる。
春の暖かな日差しの中、上流貴族達が楽しく蹴鞠をしながら遊んでいる庭の脇でひっそりとその花びらを散らす小さな桜の木が醸し出すような上品な香りのする煙草。



4月7日(土)00:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

sense off   織永成瀬シナリオ

これは絶賛せざるを得ない。

今まで数々の名作をプレイしてきたが、この作品を久々にプレイするにあたり、作品の古さをまずは気にせずにはいられなかった。しかしどうだろう、この作品は今も色褪せることなく、「ギャルゲーのシナリオ」という範疇を越えた神懸り的完成度を今でも見せ続けている。

このシナリオのどこが素晴らしいかを語ることは即ちこの作品のネタバレをするということであり、私から言うことができるのはとにかく上手いということだけである。
一周プレイし終わった時、一本取られた印象を受ける作品はいくつかあるが、この作品のそれは姑息なプレイヤーの完全なる敗北を意味している気がしてならない。昨今のエロゲはなぜ以前にこのような作品がありながらキャラ萌えに走ったのか。その責任は当時のエロゲーマーに重大な責任があるといってよい。

まず一周目のプレイに織永成瀬シナリオを選んだのには理由がある。このヒロインは初プレイ当時に攻略していなかったヒロイン(記憶上では)であり、その結末について確かな記憶がなかった。
他に、印象の強いあるシナリオがあるのだが、これはまた後々プレイしたらレビューする予定である。まず織永成瀬シナリオについて言えば、この作品中では詰めが甘いシナリオとなっている。特に泣きを意識しているシナリオではない以上、終盤でプレイヤーに展開が先読みされると面白さは半減である。泣きに特化するならば、ヒロインと主人公を引き離したり、ヒロインを殺せばある程度の重みをそこに作ることができるのだが、そうではないシナリオにおいては、完全にプレイヤーの裏をかくシナリオが書けるかどうかが重要になる。この点で織永成瀬シナリオはややインパクトに欠ける(この作品中では)。

私個人の感想を言うならば、この作品のシナリオライターの作風は自分に合わない。そのおかげでシナリオ前半(特に一週目)はその寒い展開についていけなかった。だがしかし、それでも絶賛せざるを得ないほどのシナリオなのである。これでこの作品の凄さがお分かりいただけるだろうか?

そしてもう1つ忘れてはならないのがあのテーマソング(ED)である。なぜこの曲がI'veの膨大な数の曲の中でも名曲の部類に含まれるのかは、ただこの曲のアップテンポなリズムが作品に合っているからという理由からではない。真実はこの作品をプレイした者のみぞ知る。

EDであの曲を聞いた瞬間、鳥肌の立たないプレイヤーはまずいないだろう。私のラジオを聞いている方ならば、ここからeveというDJ名を付けたことを知っているはずである。
私がこのDJ名に込めた意味もまた、この作品を紐解くことでその深さを知っていただけると嬉しい次第である。



4月6日(金)02:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

新年度の展望

いよいよ新年度がスタートしたわけだが、昨年度と同様に、今年もいくつかの資格試験へ挑戦を予定している。
加えて今後の去就も決定する大きな一年となるため、このblogにおいては、エロゲのレビューが減少し、学術的な内容と世間的な話題の増加が予想される。


資格試験については、今のところは以下のような予定を立てている。

工事担任者・DD1種 (5月) ※

去就に関わる試験(就職・進学試験)

国内旅行業務取扱管理者 (9月)

公害防止管理者・水質1種 (10月) ※

基本情報技術者 または 宅地建物取引主任者 (10月)

TOEIC (期日未定)

※印はリベンジ。科目合格によるアドバンテージあり。


夏休み中には進路を確定しておきたいと考えており、その内容によっては夏休み朗読企画の中止の可能性すらある。今までであれば多少無理してでも朗読企画を優先してきたが、今年度はそこまでお気楽でいられないのが事実である。

私は二次元に生きる男ではない。現実を直視し、その先にある自分の可能性を最大限に引き出すべく、今年度はまさに邁進すべき年なのだ。
未来は自らの手で切り開くものである。チャンスは自分で探し出すものであり、いつか巡ってくるものではない。この点を理想主義で語るような馬鹿にだけはなってはいけない。



4月2日(月)03:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

潮風の消える海に

なぜこれをエロゲでやるのか。

昨今のエロゲに求められる「ヒロインの可愛さ」とは何か。どんどんデフォルメ化(歪曲化)の進んでいくヒロインの性格付けについて、この作品は全く逆の方法でそれを成そうとしている。
私は黒須太一ではないが、エロゲ内におけるコミック力場の発生率は非常に高く、それらはどれも空想の世界でのみ成し遂げられるものであることは言うまでもない。このような「お決まり」を極力省いた作品は、アニメ世界への傾倒が進むエロゲ業界においては非常に珍しく、いわゆる「初心者におすすめの作品」としての存在価値は高い。

この作品には選択肢が存在しない。よってシナリオは一本道であり、その部分は低価格帯作品のそれに相応しい。しかしシナリオの中身を考えると、どんなに時間をかけても4時間ぐらいしかない短いシナリオの中に3年間分の内容を詰め込むという暴挙に出ている。これは明らかにシナリオを薄くする原因であるが、この作品の上手いところもここで、ほとんど描写されない部分でのキャラ達の人間関係の変化が妙にリアルなのである。
これがどれだけリアルなのかは実際にプレイしていただくとして、それがどれだけリアルに見えるかは、プレイヤー自信の人間関係や経験によるものも大きいため、人によっては物語中盤まで何が面白いのかわからない作品となる可能性もある。

この作品のヒロインは属に言うツンデレである。しかし昨今のエロゲで見られるようなツンデレとは一線を画す性格付けで描かれていることは、プレイした人ならば理解していただけることだろう。
主人公のやることに何かと文句をつけ続け、仕組んだとしか思えないふざけた突発イベントで勢いよくエロシーンに突入するのが最近のツンデレの描き方であるが、この作品では全く逆である。態度の軟化にちゃんとした理由をつける描き方は普通に考えればそれが最も自然であり、それはつまり現実的なヒロインの性格付けを行ったということもできる。結果、この作品はヲタの妄想世界から逸脱した作品となってしまい、主人公やヒロインのとる行動に対して不快感を感じやすい作りとなってしまっている。

私たち人間は、脳内で「こうありたい」と考える世界観を構築することができる。それの完成型がこの作品では描かれ、そしてプレイ後に自分の現実を知り、絶望するのである。
今までのエロゲは、ヒロインに非現実的な行動を取らせることで、現実と二次元世界のある程度の線引きを行ってきたが、この作品では極力それを行わない方向で制作されており、そういう意味では、ヲタの妄想世界であるべきエロゲの聖域を破壊する行為と言うこともできる。だからこそ、この作品のシナリオはエロゲであってはいけないのであり、月9あたりのドラマや映画でこれをやっていたら、より自然な(ありきたりな)ものに見えたのではないだろうか。




私としては、このような作品が増えることには大賛成である。私にとってそちらの方がより親しみが持てるからだ。



4月1日(日)13:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


(2/2ページ)
最初 1 >2<