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エロゲと英語のブログ
 



2007年4月7日を表示

たばこ ~大人の嗜好品~

この記事は、喫煙者に対し嫌悪感を抱く方にとって不快感を抱きやすい内容となっています。喫煙という行為にある程度の理解と一般常識をお持ちの方のみ続きをお読みください。



今年2月中旬頃から、JTでは300万人にD-specの宣伝と称して新発売のたばこを試供していた。いくつかの銘柄の中から1つを選び、それをなんとタダで試供してくれるというのだからこれに応募しない手はない。
私が今回手にしたのはさくらという銘柄である。これまでコアなファンから絶大なる支持を受けてきたという銘柄に入れ替わるようにして登場した銘柄であるが、地域限定販売だっただけに入手困難な状況が続いたので、このような形で入手できたことは非常に嬉しかった。

さて、問題はその味わいである。
煙草の味がわかる人に説明するならば、Peaceの独特な甘みが抜けたところに甘味料的な香りを足した味と言えばなんとなく想像できるかもしれない。また「香り」と言うように、味自体は強く甘みを加えたものではない。そのぶん渋みを抑えており、マイルドな味わいに整っているのだが、外国産の銘柄のような大味な煙草ではなく、その慎ましやかなイメージと味を「さくら」という銘柄名に充てたことはむしろ好印象である。
この銘柄の完成度は高い。しかし味の良し悪しについては個人基準であるので、美味しいと思う人もいれば不味いと思う人もいるだろう。そこは各個人で確かめていただきたい。

酷評されるD-spec銘柄の中でも、この作品は非常に良い方である。D-specに指定された銘柄はどれも味を落とすのだが、有名銘柄とは個別の名を与えられたこの作品はこの点でも幸運であったと言える。
比較的近いと思われる銘柄を挙げるならばPeaceだろうか。しかしどちらもさくらのようなマイルドさは兼ね揃えておらず、それぞれ別の銘柄としての魅力を持っている。

ただ一つ、銘柄のネックを挙げるとするならばそれはやはり値段である。果たしてこの味と香りに350円出せるかどうかと聞かれたら答えはNOである。この銘柄にそこまで人を引きつける「力」は無い。しかしそれこそがこの銘柄の魅力ともなっていることは特筆すべき点であろう。


ソムリエ風に言うとこうなる。
春の暖かな日差しの中、上流貴族達が楽しく蹴鞠をしながら遊んでいる庭の脇でひっそりとその花びらを散らす小さな桜の木が醸し出すような上品な香りのする煙草。



4月7日(土)00:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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