HENTAI & English learning room
 
エロゲと英語のブログ
 



ゲーム

訃報

巨星堕つ
http://www.diana.dti.ne.jp/~horibe/

古くからのエロゲーマーなら知らない人はいない重鎮であったのだが、誠に残念な限りである。

正直私はあまりスタッフの名前を覚えるようなことは無い為、この人の名前までは知らなかったのですが、知らせを聞き、絵を見た瞬間に「この方が!」と絶望を感じ得てしまいました。
古くはelfに籍を置き、臭作鬼作の原画を手がけ、非18禁でもインタールードの成功により多くのファンを持つ原画家の一人でした。
心からご冥福をお祈り申し上げます。



私はほとんど原画の良し悪しはわからないため、絵についてはほとんど自分の好き嫌いだけで見てしまうのだが、最近のエロゲの原画はどれも、のっぺりとしたアニメ画ばっかりになってしまって、彼のような「美しい」画が描ける原画家はもうそれこそ高齢化が進み、今はほとんどいないのではないだろうか。
私はインタールードを除けば脱衣雀2以降の彼を知らないのだが、彼の原画こそまさに「絵」ではなく「画」であったと思う。アニメ化して表現しようとしても、絶対不可能と思われるほどの繊細さが感じられる彼の画には、それだけで二次元の素晴らしさを伝えられる力があったし、何よりも女性の魅力が感じられる画だった。
他にこのような画が描ける人はどれだけいるのだろうか。強いて挙げるとすれば、沙耶の唄の原画を担当した中央東口氏ぐらいだろうか。エロ中心の作品ではまだまだ多くいるのかもしれないが、いかんせん名前が浮かばないのが残念である。
時代の流れには逆らえないのかもしれないが、こういった原画家の活躍を心から願うばかりである。



7月8日(土)01:55 | トラックバック(0) | コメント(3) | ゲーム | 管理

シンフォニック=レイン 1 (2/6 ファル及びトルタgoodED)

 こ れ は や ば い !

も の す ご い ポ テ ン シ ャ ル だ !
プレイしてはならない作品に手をつけてしまったようだ。前半から後半への流れが恐ろしいほどに完成されている。それでいて、未だその全容を私の前に表さないその異様さ。

goodEDが6つあることは情報が提示されているため解るのだが、ヒロインがどんなに多く見積もっても5人しか確認できない(一名は先生なので攻略不可だろう)。周回を重ねることで登場キャラを増やすようなことはしていないので、これは間違いなく第二章が存在する。
第二章がどのような形で出現するかはわからないが、真の意味の「答え」を示すシナリオを準備しなければ、この物語は終わることはないのではないか。今まで味わったEDは、その片鱗にしか感じられない。ここまで深く感情的にハマっているのは久しぶりなのだから、期待を裏切るようなことはして欲しくないものだ。

キャラ一人一人の感情をクローズドにしているに関わらず、ここまで感情を読み取れる作品はほとんどない。作風だけでなく、キャラの性格を印象付ける声優陣のキャストも、上手い下手に関わらず完璧だとしか言いようが無い。

これはもう本当の最後で評価の決まる作品だ。その内容如何によっては、今までで最高の評価をする可能性のある作品でありながら、逆に史上最低の屑ゲーにもなり得る(そういった意味で私は「ポテンシャル」という言葉を用いた)。


注:ネタバレ皆無でプレイしています。ネタバレしないでください。



7月2日(日)06:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理

ついに我が手にきたか!

今ここに、シナリオを重んじる者としては避けては通れないノベルゲーのディスクがある。


シンフォニック=レイン

故・岡崎律子氏の遺作となった超有名作である。これははっきり言って夏休み朗読企画(後半)で朗読する可能性の高い作品だと思っていただきたい。
ついさっきプレイ開始。この休日を使って一気にフルコンプ予定なのだが、私の評価如何によってはここで夏休み朗読企画の内容が全て決定することになる。

岡崎律子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E5%BE%8B%E5%AD%90

一般ゲーでありながらエロゲーと混同されてしまう悲しいイメージのある作品はいくつかあるが、CLANNAD、ever17とこれの3つは特に突出しているのではないだろうか。
しかしそれでも多く語られる理由は、シナリオが優れているからで他にない。実は今まで敢えて避けていたのだが、ついにゲームディスクを入手するに至り(友人からの売却)、久々に大物を当てたかのような緊張感を感じている。


感想と評価は後日行います。



7月1日(土)01:23 | トラックバック(0) | コメント(1) | ゲーム | 管理

north wind

ラジオ再開しました。
その際に、いくらか宣伝した「north wind」であるが、この作品についていくらか感想を述べたい。

秋田を舞台に、その村に伝わる「恋文伝説」と、記憶喪失の少女の過去にまつわる悲しい話を中心としたシナリオなのだが、まずはこれをご覧頂きたい。
http://www.town.futatsui.akita.jp/21souzou/koibumi/sakuhin.html

私はこの作品をプレイする前に、前知識として先にこれを確認してしまったのが間違いだった。
残念ながら、エロゲでこれを超えることはできない。ライターが自分の作品にそれ相応の想いを込めたとしても、プレイする我々がその意味を理解するほどの恋愛経験や人生経験を持った人が少ないためだ。
この催しに寄せられた恋文には、どれもエロゲでは表現しきれない、人間の美しさ、愛の儚さが、溢れんばかりに表現されている。これらは、現実での経験と恋愛感情に基づいた文章だからこそ、その説得力と臨場感には素晴らしいものがある。

第一回~第十回までの大賞受賞作を読んでみると、どれも短い文章ながら、これが本当の「愛」もしくは「恋」なのだと、考えようによっては二次元に傾倒した真性ヲタでさえ、リアル世界の現実に目を向けさせるだけの力があるものばかりである。
今回私はこの作品に、これらの恋文のような「恋」を描いた作風を求めてしまったことに、今更ながら後悔するばかりである。

この作品のシナリオに含まれる、恋文コンテストに関する情報として最も関連性が深いのは、第一回大賞受賞作「天国のあなたへ」であることは、この作品をプレイした経験のある方ならば、誰もが納得していただけることだろう。
しかしながらこの作品には、これを基にした内容を軸にしながらも、別のヒロインの視点によっては、全く別の物語が用意されている。その最たる例は、冬蔦 儚(ふゆつた はかな)というヒロインによって描かれる内容である。こちらの内容は、第十回コンテスト大賞受賞作「知ってほしいんだ」が原型にあるように私は捉えた。他のヒロインについても、考えようによってはこのように大賞受賞作に準えることのできる内容があるので、各個人で確認していただきたい。

この作品の評価を分ける基準となるのは、前述の冬蔦 儚を理解できるかどうかというところである。彼女の行動を「純粋」と捉えるか「腹黒」と捉えるかで、シナリオ自体の進行性も大きく変わる。それだけに、この作品の評価はなるべく避ける方向で、今この文を記している。

シナリオの大きな流れとしては、ヒロインは他にもいるのだが、冬蔦 儚柳 雪華(やなぎ ゆきか)のどちらかを選ばなければならない。これは、儚と言う存在が、シナリオ中では唯一の外者という異質な存在であるということ。雪華という存在が、主人公の行動に対して最も影響を及ぼすこと。つまりこの二人が中心となって展開するシナリオであるためである。
キャラの性格は全く正反対の位置付けになっているが、ここまではっきりとキャラの好みが分かれる作品も少ないので、そういう意味では、プレイする価値のある作品ではある。



ここで話は変わりますが、
ぬこが無事出産しました。
つい先程の出来事です。しかし残念なことに、4匹生みながらも、そのうち2匹は死産という結果になってしまいました。
初めての出産だったので、これも親猫にはよい経験になったのではないでしょうか。詳しいことは、次の定期放送の際に色々と報告できたらと思います。



6月28日(水)23:24 | トラックバック(0) | コメント(2) | ゲーム | 管理

scarlettレビュー 1

私はねこねこのファンである。従って、このレビューの内容には些か私情を多く挿んでしまうことはご了承願います。
本来レビューというものは客観的な視点から行わなければならないものであり、その指標に私情が含まれるほど価値が無くなる。そのため、このレビューを見て購入を検討する場合は、極端に甘い、または厳しい評価であることにご注意ください。


日常―非日常の境界線 ~明人は何を見たかったのか?~

「壁」の向こう側には何があるのか?
人の歴史は常に「壁」との戦いであったといっても良い。
コロンブスは海という壁を越え、ガガーリンは人類として始めて大気圏という壁を越えた。彼等が見た「外側の世界」とは、いったいどのような世界だったのか。自分が踏み込むことのできない世界は、常に人を魅了してやまない。

「何も変わらない”流れ”に飲み込まれていくのだろう」
主人公、大野明人(おおの あきと)からすると、日常からの脱却は、普通に生きていくだけの人生に不安を持ったことからの一種の逃げと考えることもできる。
そこに何らかの変化を求める主人公の姿を、いかに自分に重ねることができるかは、この作品のこの先を楽しむための条件であり、大詰めへの伏線ともなっている。

「目の前に広がる基地の敷地が、非日常の世界。
 今まで僕が憧れ、惹かれていた世界だった。」

言うまでもない。明人はスーパーマンになりたかったのである。
誰もが味わうことのできない世界から、他の人を見下したかったのである。
我々プレイヤーからすると、高級官僚の息子という明人の存在でさえ遠い存在に感じてしまう。この明人の衝動はどれだけ贅沢な悩みであることか。
高校を退学しながらも一年の猶予を与えられ、しかも学問優秀とまできてしまっては、我々一般人など出る幕もない。我々、少なくとも私は、明人のような人間と接してしまうと、そこに憧れのようなものを抱くに違いない。
では我々が「一般」でなくなるためには、どのようにすればいいか。
簡単である。「一般」ではない人間と過ごせばいいのである。
ならば何故それができないのか。それこそが「一般」である理由ではないだろうか。それができるかできないか、それこそが「境界線」であり、主人公に課せられた、プレイヤーへのメッセージなのではないだろうか。



5月28日(日)22:19 | トラックバック(0) | コメント(1) | ゲーム | 管理

scarlettレビュー 前置きと挨拶

ねこねこソフトの皆様、今まで本当にお疲れ様でした。
思えば、私が始めてねこねこの作品に出会ったのは、17の冬でした。
それは友人から貰い受けた、一枚のDVD-Rに記録された、みずいろのCD版のimage dataでした。
それ以降、私はねこねこ作品の熱烈なファンとなり、数少ない鉄板ゲーとして発売日買いを余儀なくされた私の財布との戦いも、今や懐かしい想い出です。
名無しに共感し、雪希に萌え、アラミスに心打たれ、ひかりと共に一夏を過ごし、由梨子にときめいた日々は、私にとって少なからず有意義な時間だったと思っております。
そもそも何故私はここまでねこねこを愛したのか。それは、シナリオ至上主義の私にとっても、初めて「萌え」に対する意識を確立させ、そしてなによりも、そのシナリオに込められた情熱を感じたためなのではないでしょうか。
こう言ってしまえば、これはただのキモヲタの妄想発言にしか聞こえないのかもしれません。しかしそれでも、それだけねこねこキャラを愛し続けてきた私にとっては、これ以上の感謝の気持ちを述べる方法は、これしか無かったのです。
今まで夢と希望と萌えを運んでくれたねこねこソフトの皆様、本当にありがとうございました。ねこねこソフトが解散しようとも、私は永遠にねこねこします!
それではまた、どこかで再開できることを願って-------------------

P.S  Scarlett 大変面白うございました。



太陽が高く登り始めて、日差しが強くなり始めた日のこと。
そんな、初夏の日のこと。



5月28日(日)00:43 | トラックバック(0) | コメント(4) | ゲーム | 管理

MAD 「ずっと探してたもの」

過去にこれまでの完成度を誇るMADがあっただろうか。

AIRをプレイ済みの方ならば、確実に泣けるMADでもあるが、それ以上にコマ割りが天才的としか言いようのない鮮やかさである。

このMADの製作者は演出のなんたるかをきちんと把握している。それぞれの製作者がどんなところを意識して製作にあたるかは千差万別であるが、このMADにおいてはプレイ済みの鑑賞者のみに与えられる至福の数分間が約束される。是非自分の目で見て自分で感じていただきたい。

MADについていくらか述べさせてもらうと、MADはいわば動くキャンバスである。
映画とは違い、用意されている具材(画像)をただ繋げているだけに見えるのだが、それの組み合わせとタイミングはまさに十人十色であり、芸術的観点からするとむしろ用意された音階を繋ぎ合わせる「作曲」に近い。
全く真剣さを見せないところに面白みのあるMADがあれば、限界まで計算された緻密なコマ割りを用いた、まるでPVのようなMADもある。だが有名なMAD製作者になるほどに、PVのような演出を見せる傾向にある。要はいかにBGMに合わせてコマを振るかであるが、その完成度は製作者がどれだけモデルとなった作品に思い入れがあるかに比例するという面白い法則もある。
つまり、出来のいいMADほどモデルとなった作品(アニメ、漫画、ゲーム等)の素晴らしさを伝えることができるのである。

この「ずっと探してたもの」は、こういった面で高すぎる完成度となっている。私の中では、これを超えるMAD(笑いを狙ったものは除く)はしばらく現れないだろう。

持ってない方はご一報ください。そのうちうpいたします。



5月9日(火)17:35 | トラックバック(0) | コメント(2) | ゲーム | 管理

日本の先進的サブカルチャー文化について

オタク学というものがあるらしい。
それにならってちょっと妄想してみるので、矛盾点を挙げていただければうれしい。

サブカルチャー文化をより学問的に扱う大学の設立
サブカルチャー系統を踏襲する社会/芸術学科系統学部で、主にアニメ学部、ゲーム学部、文学(小説)、人間学に分類される。

①漫画/アニメ学部
日本のサブカルチャー文化の代表ともいえるアニメに関するスペシャリストを養成するとともに、よりアニメ文化の成長を促進するために、人間心理学、哲学といった社会学の面から、より専門的な知識者を養成する

②ゲーム学部
ゲーム業界における製作者としてのスペシャリストを養成するとともに、各ゲームジャンルに対する専門的な知識者を養成し、経済学の面から、これからより細分化するであろうゲームジャンルとそのニーズに逐次対応できる経営者としてのスペシャリストの養成も行う。

③文学部(小説製作学部)
よりサブカルチャー的な「ライトノベル」分野における、より高度な表現力を持った作者を養成し、アニメ、ゲームでも重要とされるシナリオ部の製作に対応できる、より専門的な「技術者」を育てる。

④人間学部
多くのサブカルチャー文化に精通し、経営学、人間分類学といった面から、これからより細分化されるであろう各サブカルチャーのニーズにも答えることのできる、サブカルチャー関連企業の「経営者」としてのプロフェッショナルを養成する。


各学部のコース分け
各学部は、さらに専門色を強めるために、いくつかのコース分けが行われる。

①アニメ学部
・画家育成コースⅠ(「絵コンテ」にあたる)
・画家育成コースⅡ(「漫画家」にあたる)
・声優育成コース
・監督育成コース
・CG/視覚効果技術者育成コース
・漫画/アニメ総合社会学コース(評論家および助監督の育成)

②ゲーム学部
・CG/プログラミング技術者コース(3DCG技術者の育成)
・視覚効果技術者育成コース(3Dを除くプログラミング技術者の育成)
・製作/企画立案者育成コース(新作の企画および立案を行う)
・機械学専門コース(ハード専門技術者の育成)
・ゲーム総合社会学コース(スクリプターおよび評論家の育成)

③文学部(小説製作学部)
・脚本家育成コース
・作家育成コース
・文学総合社会学コース(企業における編集者および評論家の育成)

④人間学部
・商学専門コース(企業経営者の育成)
・人間社会学専門コース(いわゆる「オタク評論家」の育成)



あなたはどの学科に入学したいですか?



5月8日(月)21:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理

ひぐらしについて 1

しばらくは定期放送を除いて何もないので、ひぐらしについて少々語りながら更新していきたい。

見事に想定内の展開。
魅音=詩音だとは自分で言っていたが、「別人ならここでバラすべきだ」と思っていたところで、見事別人ということが判明。
このイベントで別人ということがわからなかったら、これは推理の範囲でも確定項になっていたに違いない。
しかしながら、ここでもまだ2人いることがわかったに過ぎない。双子という設定は今以上に想定の幅を広げる。


さて、そろそろビックリするような伏線張りを見せてもらおうではないか。
現在、魅音≒詩音であることが判明したところまで終了。



5月7日(日)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理

ひぐらし 綿流し編突入の件

問題提起の前4編のみでの看破を狙う俺は現在綿流し突入中。

魅音=詩音の可能性が大きい件について
いきなり「圭ちゃん」呼ばわりするようでは正体がばれるお



5月3日(水)18:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | ゲーム | 管理


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