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エロゲと英語のブログ
 



2007年1月を表示

秋葉原の今後

PC-Successに異変、連絡取れずに取引先による人だかり
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070203/etc_success.html

本来あるべき姿の秋葉原は失われて久しい感があるが、ついに「趣味の街」の王座として長年君臨してきたPCショップも「萌え」に駆逐されようというのか!

他のどこにも売っていないようなどんな「キワモノ」すら手に入る街こそが秋葉原本来の姿ではないのか。私はここ最近上京する度に思うのだが、秋葉原では新手の商売が生まれてゆく一方、少数派の淘汰(同化)が始まっている気がしてならない。全く異なった趣味の人たちがお互いの趣味に理解を示すことで、例えば自作PC業界にしても「萌えパソ」なるものが登場し、またゲームヲタにしてもハイスペックを要求するFPS系のゲームの増加に伴った自作PCへの理解など、ボーダーレスな環境が出来上がりつつある一方で、非常にコアな趣味のみを扱うこれまでの秋葉原的な商売は、今まで以上にアンダーグラウンド的な様子を醸し出すことが多くなった。例えば、これも私のささやかな趣味であるが、切手ショップ鉄道模型を扱う店は果たして現在「アキハバラ」と呼ばれる場所に存在する印象は薄い。

こういった趣味は現在主流の「萌え」に共通点を見出すことが非常に難しく、所謂「萌え市場」の拡大に伴い、結果として「アキハバラ」から駆逐されようとしている。その中で最も勢力が大きかったのがPC関連のショップであったのだが、その中でも特に有名だった店舗の一つがこのようなことになってしまったということは、それはつまり「趣味の街」の終焉を意味する。まだ「萌え市場」に近い位置付けにあるPC関連のショップですらこれなのだから、萌えとは疎遠な関係にある趣味の店などは更に出る幕が無い。

元々このようなPCショップも、秋葉原での商売は限界に近かったのかもしれない。似たような店舗が氾濫する中、厳しい値下げ競争と様々なイベント開催による出費、新製品登場に伴う旧式製品の値崩れ、高価な品薄商品の大量入荷など、考えれば原因はいくらでも挙げられる。

秋葉原で商売することの難しさを教えられる事件である。



1月31日(水)22:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

たばこ ~大人の嗜好品~

またいくつか未経験の銘柄を手に入れたのでここで紹介する。


GAULOISES LEGERES

フランス産の銘柄ということで、このアルファベットはフランス語読みする必要がある。カタカナだと「ゴロワーズ・レジェール」となる。
GITANESと並ぶ有名な黒煙草であるが、やはり黒煙草ということで独特の風味が強く、好みははっきり分かれるところだろう。この香りをどう捉えるかは個人の味覚にもよるが、プラスに捉えると「牧場を吹き抜けるそよ風のような味」と言える。しかし日本人にとってはあまり好まれるような味ではないのか、「枯草を燃やしたような味」とか「牛舎の臭い」と言われることもしばしばある。
煙草の場合、甘さに味の変化を持たせるよりも、苦さに深みを持たせる方が煙草のより良い味わいが楽しめるが、まさにこの銘柄にこそそれが当てはまる。自然の力が生み出す苦みの奥にあるコクを感じ取ることができれば、そこにこそ「喫煙」の魅力が見えてくるというものだ。
日本でこの銘柄を楽しむことは雰囲気的に難しいと言える。このような煙草は駅の喫煙所でおもむろに吸うには向いていないからだ。もっと開放的な場所でリラックスした状態で味わってこそ、この銘柄本来の味を楽しむことができるだろう。
一人の牧場主が広大な草原を眺めながら、沈み行く夕日を背に取り出す一本の煙草。


Davidoff Classic

日本産の煙草のほとんどが愛煙家(ここでは、煙草を趣味とする人の意)にあまり評判が良くない理由がよくわかる銘柄。日本の、特にJT産の銘柄のほとんどは二番煎じの味であることを再認識させるほどの素晴らしい味わい。
SEVEN STARSを好んで吸っている人には是非この銘柄を試していただきたい。よりマイルドな味わいを出しながら、かつ煙独特のいがらっぽさを見事に調和したこの逸品は、SEVEN STARS好きなら一度は試すに値する。
また、この銘柄はパッケージが非常にお洒落であるため、吸っていれば会話のネタにもなるだろう。ドイツ産の煙草ということで、実に切れ味のいいパッケージデザインは唯一無二の存在であるし、日本のサラリーマンもこの銘柄のようにあって欲しいと願うばかりである。
パッケージデザインからも分かるように、あくまで煙草でありながら、そのコンセプトは葉巻に近いものがある。さりげなく存在感をアピールすることのできる煙草はこの銘柄の他に無い。
デスクワークの休憩時に、出張先のホテルで、自宅で一人酒を飲みながら。そのどれにも「清潔さ」を忘れさせない煙草。



1月30日(火)23:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

RONDO REAFLET

1/26商戦はどうやら勝ち組に回れたようだ

三国志なんたらに突撃した諸君、エロはいかがなものだっただろうか?
カルネヴァーレはどうやらバトーの話題で持ちきりのようだ。
車輪の世界観は損なわれていないだろうか?
今回の戯画マインの火薬は少なめであったか?
全国の妹好きは久々に勃起したか?


LittleWitchはメーカー買い」と前々から公言していた私だが、今回も良作間違いなしだろう。今回の作品も西洋的でファンタジー的な世界観を独自に表現できているようだ。
現在プレイ中であるが、いくつか思うことを挙げるとすると、一つはわざとシナリオを作りこんでいないのではないかということだ。これが逆に良い方向へ働いている作品も少ない。これによって生まれるシナリオの「軽さ」が、このメーカーのお家芸である「御伽噺のような世界」には向いているのである。
もう一つ挙げると、それは体験版からの裏切りである。私は体験版をプレイしていないが、プレイしていない人からみてもこの作品はメイドのヒロインを攻略するゲームと思えることだろう。これについては後々詳しくレビューするので今は伏せるが、元々このメーカーの作品の多くは3人の仲良し女の子がメインを張っているといっても過言ではない。それだけに、物語がこの3人を中心に動いていない点で驚きである。微々たる差ではあるが。

主人公のボイスが入っていてイライラしない作品も久しぶりだ。この点も、これまでの作品と比べていくらか変わった点であるのだが、これまでこのメーカーが売りにしていたFDDシステムとの関連性も含めて、これも後に話していきたい。
色々話せることもあるのだが、このメーカーの最大の売りは演出面にこそある。はっきり言って、このメーカーの演出はこの業界最高クラスである。CGとはかくに「動かす」べきであると教えてくれる演出が、これでもかとプレイヤーを魅了する。

新興メーカーはこのような作品作りを目指すべきと教えてくれる作品でもないだろうか。詳しくはプレイ終了後にレビューしたいと思う。



1月29日(月)22:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

2006年ベストエロゲー

http://mas.bne.jp/anko/besterog/

1 戦国ランス     180
2 この青空に約束を―     156
3 遥かに仰ぎ、麗しの     134
4 マブラヴ オルタネイティヴ     128
5 もしも明日が晴れならば     67
6 ゴア・スクリーミング・ショウ   64
7 Scarlett ~スカーレット~   62
8 EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~     46
9 彼女たちの流儀 Their Styles   41
10 はぴねす!りらっくす     40


この結果から見て、皆様はどう思われただろうか?
まず目に付くのは、戦国ランスの1位上位4作品の圧倒的得票数といったあたりだろう。
年々全体の投票数も減少傾向にあることから、この投票結果についてもあまり信頼性が無いと言われているのだが、それでもここまではっきりとした差が出ているということは、「この4つの作品が特に素晴らしかった」という意見であると捉えることもでき、これを結果的に「良作の少なかった年」とするか「特に秀でた作品がいくつか登場した年」とするかは意見の分かれるところである。

今回の結果について、前回までの結果と照らし合わせて特に異なるのは、ノベル作品以外の作品が1位になっている点である。これまでも必ず上位に顔を出していたALICE SOFTのクリスマス発売作品であるが、得票制及び配点制でみた結果どちらにしても初の栄冠ということになる。
ついにノベル形式がアリスの作品を越すことができなくなった。これでいよいよ「シナリオ中心のエロゲ」の限界が見えたというところではないか。私はそう読んでいる。

発売前は注目されながらも、ここに名前の無い作品をいくつか挙げてみよう。
まずはやはりefPiaキャロG.Oだろう。更にReally? Really!D.C.Ⅱの姿も見当たらない。これらの作品の上位進出が何故ならなかったのか。それは巷の評判からも伺い知ることができるだろう。
既にネームバリューで売る時代は過ぎたのかもしれない。これらの作品が売れなかったのは、どれらも何かしらのネームバリューに拘りすぎたために、その他のファクターを疎かにしていたためではないだろうか。その裏ではオルタが上位にいることから、つまりはこれらの作品がどれだけ手抜きで作られていたか(有名人一人に任せ過ぎていたか)を伺わせる。


特徴的なところはまだいくつかあるが、残りは自身で分析してもらいたい。あまり私の意見を鵜呑みにされても困るし、正しいことを言っているとも限らない。今回はこのくらいに留めておこうと思う。



1月27日(土)22:14 | トラックバック(0) | コメント(1) | 趣味 | 管理

たまには普通の日記

化学の実験の時間のかかり具合は異常。
これは異常である。他の工学系学科の実験に比べると、かかる時間があまりに多すぎる。
現在の工学と言えば他に電気、機械、土木、新しいところでは情報といった分野が一般的なところだが、学生実験において半日かかって終わらない実験が当たり前のように存在するのは化学分野ぐらいではないか。

卒研にでもなればどの学科も実験には時間がかかる。それはいいが、学生実験にかかる時間に関しては化学がトップであることは間違いない。特に生物化学有機化学に関する実験は非常にストレスが溜まる。
無機化学に関して言えば、反応速度も比較的大きく、反応もある程度統一的なのでいいのだが、とかく有機系の化学に関しては特に生成化合物がデリケートな場合が多いため、実験操作を慎重に行わなければ正しい結果どころか実験を終了させることすらできない。


終  わ ら ない実験
    眠             攪拌だけで2時間
見    気
つ    と         最   実   験
か キ  の戦い        在不 の  授  教
ら  ム      器   具  破 損
な   ワ
い    イ              値数のれ外桁
試     プ  間
薬        時
     過ぎてゆく       異臭騒ぎ



それでいて私は有機系を志しているのだから笑える話である。



1月26日(金)21:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

1/26商戦前

久々の超激戦を前に、私がエロゲをレビューする際の基準点についていくつか紹介しておこう。これを例に、あなた自身もプレイした作品を評価してみてはいかがだろうか。

まず、私がレビューする際に「評価」と「感想」という2つの観点で区別していたことをご存知の方も多いだろう。性的表現のあるゲームの場合、各個人の性癖や好みによって面白いと感じる作品は異なるため、人に見せるためのレビューとしては、なるべく客観的な基準に基づいた「評価」を用いる。
以下にその違いを示す。

評価:なるべく客観的に見たその作品の出来
感想:個人的な趣味に基づいたその作品の出来




「評価」する際の基準

まずはその評価の順位を定義する。
名作>傑作≧良作>佳作≧凡作>駄作>プレイする価値なし
次に、それぞれの評価順位を決定するための基準を設定する。
ここには例として名作と成り得るための評価基準(シナリオ面)を記す。なお、これらはシナリオゲー以外にも全てのエロゲで通用するものとする。

①:これまでの作品に見られない斬新な作風や視点または設定を持ち合わせている。またはそれに順ずる個性を持つ。
②:これまでの作風や設定を踏襲し、かつそれらにおける自己解釈を加えた上での完成型を提示している。
③:他のファクターとの統一性を崩さず、一つの作品としての纏まりを見せている。
これらを全てクリアして初めて名作と評価する。

以上である。
以外に少ないと思われるかもしれないが、私としては他の評価点はそれ以前にクリアされているのが当然と考えているため、最終的に傑作と名作の差は僅かしかないと言える。

簡単に言うと以下のようになる
・「○○といえばあの作品」と言われるだけのシナリオ
・その作品を超えて、その作品を手がけたシナリオライターに儲が付く
・シナリオだけが一人歩きしない

ここに到達するまでには、他にも登場主人公の自己表現に対するプレイヤーの理解度キャラごとの価値観の一貫性といった部分で評価されなければならないのであって、これらを全てクリアすることすら一般的には非常に難しい。
また、これらの基準をクリアしているかどうかを判断するのは所詮一個人に過ぎないことから、厳密には完全な客観的評価は不可能でもあるのだが、特に名作に関しては、それを可能とする最終的な決定打が存在することを覚えておいて欲しい。
では、それは何か?

知名度
これである。ひたすらこれに尽きる。これが無ければ名作とはなり得ないのである。
ただし、有名だから名作というわけではなく、名作は必然的に知名度が高くなるという部分に注意してほしい。



さて、1/26商戦は果たして名作を生むのかどうか、注目である。



1月25日(木)17:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

更新再開です

この一週間、非常に忙しかったためか、喫煙本数も自然に増加する今日この頃であったが、無事用事を片付けることができた。

本日から更新を再開いたします。



1月25日(木)01:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

リアル関連

~1/25 まで更新を休止いたします。


ご了承ください。



1月21日(日)17:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

ラヴァーズ・キス

ラヴァーズ・キスは名作

古本屋で名作に出会った。
これは名作。ラブロマンスとしてはI'sに匹敵する完成度であり、最早芸術と言える世界観は他に類を見ない素晴らしさである。

よく少年漫画で見る恋愛漫画のような、完全に理想化されたヒロインは登場せず、ただ淡々と描かれる人間物語の中にあるラブロマンスを丁寧に描いたこの作品には、ある種他の漫画には見られない「人間臭さ」が描かれ、その一方で女性の美しさを描くような描写はほとんど一切取り除かれている。
作者が女性であることもあって、恋愛観は実に女性的である。しかしその裏では同性愛という非常にディープな内容も描かれ、女性視点からみたそれがどういったものなのかを察することもできる。

あまりにも淡々と物語が進むため、特に今の恋愛漫画に慣れた人にとっては中身の無い漫画に見えることもあるだろう。「現実的じゃない」と言われるイベントが多数発生する昨今の恋愛漫画とは違い、この作品は実に現実的な恋愛観が伴っており、これを察することができない人はつまり現実でも恋愛をしたことが無い人ということもできる。

エロゲでこれと同じようなことを描く場合、非常にネガティブな展開になることが多い。現実は厳しいのですよという部分を強く描くことで絶望感を強調し、最後に感動を狙うのが一般的である。
それに対しこの漫画では、そのような現実的な負の部分は一切省かれ、結果的に人間的な感情の中にある負の部分が強調されている。この部分をいかに描くかは、様々な芸術分野で古くから追求されてきたことだが、それを漫画という技法で成功させたのはおそらくこの作品が初めてである。

また、この作品は同性愛を描いた漫画としても異質である。最近こそ801というジャンルが成立しているが、元々女性からみた同性愛はどういったものなのかを考えさせてくれる内容である。もしこんな漫画が巷に溢れていたら、同性愛も悪くないのではないかと思えてくることは間違いない。それほどまでにこの作品で描かれる同性愛は幻想的かつ誘惑的である。

何やら難しいことばかり列ねてしまったが、つまりそれだけ芸術的な漫画ということだ。しかしそのかわりに読んでて面白い漫画ではないということだけは言っておかなければならないことだろう。



1月20日(土)05:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

Magic the Gathering -情報戦でもあるMTG-

世界規模で大会が開かれ、今や世界で最もプレイヤーの多いトレーディングカードゲームとまで言われるMTGだが、日本勢が活躍できるようになったのはごく最近のことである。

前回記したように、デッキはいくつかのコンセプトから成り立っている。デッキがそのコンセプト通りに動けばどの理論でも大抵の相手には勝てるように見えるが、情報化が進んだ世の中、そう簡単にはいかない。やはり大会で勝った実績を持つデッキは「強い」ことが保証され、その後は各地でそれに似せたデッキが流行ることになる。そうなると次の大きな大会ではそのようなデッキが流行ることになり、「強い」という保証は全く意味の無いものになる。

では「強い」デッキに確実に勝つためにはどうすれば良いか。理論的には非常に簡単である。「そのデッキに強いデッキ」を作れば良いだけだ。
MTGでは、それを「色」という概念で可能としている。5種類ある「色」のうちの1つは必ず2つの「友好色」を持ち、2つの「敵対色」を持つ。細かく追求するとこれだけではないのだが、ある1つの「色」のカードで構成されたデッキが流行ったならば、その「色」が苦手とする「色」でデッキを組めば勝ち易くなる。

この理論に基づいてデッキを組むと、次の大きな大会では流行りのデッキをほとんど楽に倒せる。
しかし、ここで考えてもらいたい。大会出場者がほとんどこれと同じことを考えているのであるから、もしかしたら逆に餌食にしようとしているデッキを同じように餌食にしようとしているデッキだらけの大会になる可能性がある。そうなるとせっかく用意したデッキもあまり上手く勝てなくなる。その上更にこうなることを予想していた人がいると、次は見事に自分が餌食になるのである。

このように、MTGでは大会直前の情報が非常に重要になるため、ある意味情報戦こそが真の戦いとも言える。大会前から勝負は始まっているのである。
このような情報戦をメタゲームと言い、これを読みきった者こそが、大会の勝者となり得るのである。

これはまったく他の事象についても同じことが言えるから面白い。流行ファッションなんかは良い例だろう。
人の真似なんてしても面白くない。我流でいくからこそなんでも注目されるのであって、人と同じ事しかできない人材などどこにいっても活躍できない。
これをMTGで学んだ人は決して少なくないはずである。



1月19日(金)00:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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