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2009年3月2日を表示

ゴア・スクリーミング・ショウ

何故この作品は評価されているか

元々万人向けの作品を作るメーカーではなかったからだと一言で言ってしまえばそれまでだが実にその通りで、MinDeD BlooD蟲使いといったあたりの作品がそれを強調している。結局のところ、このメーカー最高傑作というあたりが落としどころであろうか。
前々からその筋のファンにとっては割と知られていたメーカーで、ずっとその方向性でやっていればよかったのだが、その作品群の中においては比較的緩めの表現で、かつ恋愛AVGを銘打っている以上は、その終わらせ方を意識せざるを得なかったわけだ。
その上で、巷に溢れている一般的な恋愛AVGとの差異を儲けるためにいくつかの工夫を要している。それがゴアという存在であり、数々のグロであるわけだが、実はこれでもまだ弱い。それを述べるのは非常に容易なのではあるが、述べてしまうとおそらくこの作品を楽しめなくなるプレイヤーも多いであろうから、ここでは詳しく述べない。おそらくこれが原因でこの作品に手が出せなかった人も多かったことだろう。それだけ陵辱というものは古くからアンダーグラウンド的魅力を持っていたわけだ。

なぜベストを尽くさないのか

やはり「こちら側」の作品を多く知る私としては、シナリオの伏線回収時における箔付けに難を示さざるを得ない。文章量に制限があったというならば、その努力をむしろ評価してもいいのだが、主人公のユカとの関係がたったあれだけでは、主人公がなかなか彼女のことを思い出せないのも頷ける。まるで陳腐化した水夏をプレイしているかのようだ。
ところで、最後までプレイしたつもりの私だが、ひとつだけこの作品の重要な部分について解決していないような気がするのは気のせいだろうか。もちろんそれが何なのかはネタバレになるためここでは述べることができないが、残念ながらその部分では全くもって評価できない。
なんともちぐはぐなシナリオだった。結局のところ主人公にとってユカとはどんな存在だったのだろうか。そして主人公、本当にそれでいいのか

早々に切るか最後までプレイするか

やはり人を選ぶ作品であることは間違いないから、まずこの手のジャンルが苦手な人は手を付けるべきではない。またこの作品は、下手に中途半端にプレイしてしまうと、いくつかの伏線が最終シナリオで回収される仕組みになっていることから、最後までのプレイを促されることになる。テキストの文脈が気に入らなかったり、主人公の性格についてもやや一本気な性格を意識して書かれているため、合わないと思ったらその段階で切るべきだろう。
最後までプレイすることを誓った者についても、残念ながら望んだ最後は得られないということを覚悟してもらう必要がある。やはりこのメーカーあってこそのこの作品なのであって、元々はエロを主体にシナリオを組み立てているメーカーだということを覚えておいていただきたい。感動したいのであれば、もっと他の作品をプレイすべきだろう。



3月2日(月)07:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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