| レコンキスタ 1 |
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さて、お盆期間中はネット環境がなかったこともあって、いくつか積んでいた作品を崩すとともに、新作に手を出すこともできた。その中ではやはりまずこの作品をレビューせずにはいられない私はやはり一生ねこねこ儲であり続けるのかもしれない。
ねこ儲は即刻買うべき。
結論から言うと、あえて厳しい目を向けていこうという私のスタンスからしても、予想外の出来となっている。もといねこねこ儲である私の評価は全く客観的な視点によって評価されておらず、ある種のフィルターが初めから備わっている点を予め断っておきたい。
スタッフが完全にねこ色を帯びている。
どうりで一週目が終了した段階でこれは凄い新人ライターが入ってきたなと錯覚したわけだ。同時にきっとこのライターもねこ儲だったのだろうと思わせるようなシナリオの展開方法と表現力である。 加えてねこ儲にとってはあまりにも嬉しすぎる絵師の活躍も特筆すべきだろう。私はどうにもあのヒロインに関して、懐かしきねこねこソフトの看板ヒロインの在りし日の御姿を重ねられずにはいられない。というのも、この作品のプレイを開始した段階では、シナリオライターは恐らくねこ時代のシナリオ担当サブスタッフ(片岡氏、秋津氏を除くライター全般)と新人ライターによるものだろうと考えており、ある程度シナリオはライトな方向性(明るいシナリオ)にベクトルが向けられ、どんなにあのような暗いパッケをしていても、最終的にはハッピーエンドが用意されているという予感があったのだ。しかしこの予想を一部見事に裏切ったという点と、ねこねこ名物のいわゆる「ぽんこつ」の持つ独特の灰汁をある程度抜いたかたちで、似たようなヒロインを用意できたという点を高く評価する。
このような作品に仕上げることができた大きな理由は、やはり片岡氏がシナリオにほとんど手出ししなかったと思われるようなプロットが用意できた点が大きいだろう。そのかわりに、他のライターが意識して片岡氏の作風を真似た部分(作画担当との連携部分に関して特に)が散見されることから、全体としては、我々だけで新しいねこねこ作品を制作しようという信念がスタッフ全体にあった可能性がある。ただ、この作品のシナリオにおける大きな枠組み自体は、当時のねこねことは全く異なったものであり、フルコンプして初めて作品の全体像が掴める(何週か繰り返す必要がある)というシナリオプロットへの挑戦は、これからの旧ねこスタッフの在り方を考えさせるものとなっている。
しかしながら少々生き急いだか。
このような作品の場合、同じ時間軸を動く各ヒロインの物語をいかに分岐させてプレイヤーに見せ、矛盾の無いように組み立てるかが特に重要となるわけだが、この作品では過去編への布石のみを重複させるというスタンスをとった。結果、このヒロインのルートであのヒロインはどのような行動を取っていたかという部分に関してはいくらかの矛盾が生じている。これは各自プレイして確認していただければ納得していただけることだろう。 この手の矛盾は繰り返されるテストプレイやライター同士の話し合いによって解決できるものが多く、前作からの開発期間を考えると、もう少々シナリオの製作に時間を割いても良かったのではないかと考える。
続く
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8月21日(火)03:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理
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