| ナギサの 1 |
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| 片岡とも先生、今回もお疲れ様でした。
やはりコットンということで、そこにねこねこの影を無理矢理にも感じずにはいられないのが私なわけで、今回もどのように片岡氏が活躍するかについてある種の期待と、新興メーカーとしてはそれを裏切ってほしいという期待の2つが共存する中で、今回のこの作品は見事にそれを裏切ってくれたという結果であった。 前作のレコンキスタに比べれば、シチュエーションとしてはねこねこ後期のそれに近いものをプレイ前から感じていたわけだが、スタッフの中には旧ねこスタッフもいるわけで、作品の「クセ」という部分では、片岡氏のそれを除いた部分ではかなり濃いねこねこ色を感じる作品となっている。というのも、ねこ社員としても比較的初期の作品から携わっている海富一氏の作風が、ほぼラムネに近い舞台設定の中で何を仕掛けてくるかと言えば、やはりいつもの「自分ルール」である。これで完全にラムネと同じような作品になる環境が整ったわけで、ねこねこ後期の作品が好きな人にすれば、この作品は非常に高く評価できる作品に仕上がっている。
行動力のある主人公が選ばれるわけ
進学校に通う主人公が休学してまで海の家を手伝いにやってくるというシナリオなわけだが、現実的にはこの「休学」という選択肢を選ぶことのできる人間は多くない。実はこの行動ひとつで一部の泣きゲーマーは「ねーよwww」と意見するわけだが、流石そこまで悩んだことの無い人々である。ネットなどで凝り固まったような意見しか目にしない者には、このような人間の考え方を理解するのは難しいのかもしれない。 主人公が行動するということは、つまりプレイヤーに対してしのような考えを持たせることを意味する。一見突飛に見える主人公の行動であるが、その実真意は「プレイヤーが何故その行動を主人公が取ったかについて考える」という部分にある。それは「若さ」であり、「迷い」でもあるが、それが決して間違いであるかどうかは、本人たちにしか分からないのであって、同時にシナリオの根幹部分を成す重要なファクターとなっている。 主人公が思い切った行動を取ったのは何故か。それは120円の冬でも同様に、「自分ルール」こそが彼にとって何か重要な意味を持っていたのかもしれない。
ラーメンはネギ抜きで
コットンもそっち方面で色々と勉強してきたらしい。こういった繰り返しの技法はじわじわと笑いを誘う。前作までをプレイしていないと分からないようなスターシステムもどうかと思ったが、シナリオの本筋とはあまり関係ない部分での登場なので、減点することも無いだろう。旧作のキャラをいつまでも大事にするねこねこソフトからの良い伝統を別の形で受け継いでいると言えよう。 それにしてもねこねこ時代には(本編中においては)考えられないタイプの絶妙なギャグセンスである。それ独特の「雰囲気」は薄れているが、他のメーカーでも一般的に用いられるような引用ネタを絡めて、これはこれで悪くない雰囲気を作ることに成功している。ねこねこ時代のおまけ部分のノリを一部本編に持ち込んでいるような印象だが、シナリオライターがそのままなので、確かにそうならざるを得ないだろう。
正直これまでのコットンにはがっかりさせられてきていたので、私も特に大きな期待はせずにプレイしていた。しかしその後、この予想は見事に裏切られることになる。
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4月25日(金)03:59 | コメント(1) | 趣味 | 管理
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