HENTAI & English learning room
 
エロゲと英語のブログ
 

簡単ファイル共有の時計付きファイルマネージャ―


今日、この日は私に何を残したか

Kanon一挙朗読における残骸というべきものをここに転載したい。
これは元々、朗読開始前に読み上げる気で制作していたものである。
まだ未完成ではあるが、そのままの状態で記載するのもまた一興というものだろう。


Kanonプロローグ改良-クリスマス企画朗読.txt より

雪が降っていた。
重く曇った空から、真っ白な雪がゆらゆらと舞い降りていた。
冷たく澄んだ空気に、湿った木のベンチ。
「・・・」
俺はベンチに深く沈めた体を起こして、もう一度居住まいを正した。

俺には起きるだろうか。
一面の雪景色を、全て金色に染め上げるような、そんな「奇跡」が。

「ひとつだけ、訊いていい?」
自問自答する。
最初は美しく見えた雪も、今はただ鬱陶しかった。

缶コーヒーを取り出す。
「今までの俺の人生は、缶コーヒー1本ぶんか?」
目の前の缶コーヒーを眺めながら、今までの人生を振り返る。
素手で持つには熱すぎるくらいに温まったコーヒーの缶。
痺れたような感覚の指先に、その温かさが心地よかった。
「20年・・・そうか。そんなに経ったのか・・・」
温かな缶を手の中で転がしながら・・・
もう忘れていたとばかり思っていた、子供の頃に見た雪の景色を重ね合わせながら・・・。


「>>1のクオリティー、わすれないでね・・・」
「そういうお前こそ、俺のコテ覚えてるか?」
「ただの名無し。」

雪の中で・・・。
誰の姿も見えない掲示板の中で・・・。
今までの人生、一息で埋めるように。

「ぬるぽ」
「ガッ」
「今北産業」
「だまってkskしろよ。常識的に考えて・・・・・」

一言一言が、地面を覆う雪のように、ココロの空白を埋めていく。
部屋の窓越しに降る雪は、さらに密度を増していた。



12月27日(水)07:03 | コメント(0) | 趣味 | 管理

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