HENTAI & English learning room
 
エロゲと英語のブログ
 

簡単ファイル共有の時計付きファイルマネージャ―


エロゲレビュー(貯まってるぶん) 2

カルタグラ~ツキ狂イノ夜~

いくらか話題に出しているので、この作品をプレイしていたことは皆さんもご存知であろう。
そこまで期待していなかった作品に見事ハマるということは多々あるが、今回の場合は特に期待外のところからの奇襲であったために、今となっては良い意味で「面白かった作品」といえる作品の一つである。

作品名からもわかるように、この作品は「狂気」をテーマにしている。似たようなテーマを持つ作品は非常に多く、それだけでも「二番煎じ」となり得ない工夫が必要であるのだが、それを「恋」または「愛」に直結させる技法は、元々は人間のダークな面を表現することに適しており、特にエロを重視した作品にこそよく見られるものであった。
雫、痕以降、「普通ではない」ことも認可されるようになったエロゲー業界では、月姫の影響を受けて、「狂気」というテーマの新たなポテンシャルを引き出そうとする動きが活発化する。C†Cや沙耶の唄など、一言で「狂気」と言っても同じテーマと捉えづらいぐらいに広がりを見せたこのジャンルは、変わったところではSchool Days、同人界ではひぐらしと、未だにその成長は留まるところを見せない。

さて、この手のテーマを用いた時には、「なぜ狂気と化したか?」の説明をシナリオ中に描く必要性がある。この作品ではそれを「愛」と「嫉妬」、そして「(女性としての)絶望」によって説明している。これらはどれも二番煎じの感が否めないが、やはりこの作品も例に漏れず、二流推理ドラマにグロを少々加えただけの内容でしかない。
シナリオの流れとしては、最後に真打ちが登場するところや、最後までその原因が解明されないという意味では朱と同じ部分が見られるのだが、誰ひとりとしてその「狂気」を理解しようとしなかったという部分で、クライマックスの展開に「感動」よりもむしろ「虚しさ」を感じずにはいられない。
つまりこの作品の主人公は、女性を知らなすぎたのである。真の意味でヒロイン達を最後まで泣かせる主人公が目立つといけないために、その代わりに精神的に強い女性が必要になってしまったことは、ヒロイン達の性格付けからも見てとることができる。

この作品のシナリオは、属に言う「探偵モノ」に近い内容となっており、ヒロインごとのEDは個別に用意されているものの、最終的な結果を意味するEDは、メインヒロインのED一つだけと考えてもいいだろう。しかしこの作品は奇妙なことに、主人公は何故か最後まで何も知らないという妙な役回りを演じている。これを許容できるかどうかが、この作品の評価の分かれる点であるのだが、今までに類を見ない展開だったために、多くのプレイヤーにとって違和感が残った終わり方だったにに違いない。文学界ではそのような技法もあるかもしれないが、主人公が常に中心にいることが基本であるエロゲーに関しては、残念ながらこの技法を評価することはできない。


評価
ヒロインに思い入れが無い限り凡作



9月18日(月)23:02 | コメント(0) | 趣味 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)